株式会社グロウプス

STAFF BLOG

スタッフブログ

就活生が狙われている…!採用企業は気遣いと声掛けを

 |  採用,採用ワンポイント

 

 

国民生活センターによると、就職活動中の学生の不安につけ込み、

高額なセミナーやビジネススクール等を契約させるトラブルについての相談が、

全国の消費生活センター等に寄せられているそうです。

 

トラブルの傾向は、就活セミナー会場や事業者の事務所等の対面から、SNSなどのWebに変化。

 

具体的には、

「インターネット広告等で見つけた無料カウンセリングに参加するためや、SNSで知り合った人からアドバイスを受けるためにWeb会議に参加したところ、不意打ち的に高額なセミナーやビジネススクール等の契約を勧誘されるケース」

が目立つそうです。

 

国民生活センターは、学生に向けて下記の注意喚起をおこなっています。

・無料カウンセリングのつもりでWeb会議に参加しても、いきなり高額な契約の勧誘を受けることがあるため注意しましょう。
・SNSで知り合った人からの一見親切な誘いは、高額な契約の勧誘が目的の恐れがあるため注意しましょう。
・断定的な説明や就活生の不安をあおる言葉に注意しましょう。
・安易にクレジットの高額決済や借金をしないようにしましょう。
・契約してしまっても、クーリング・オフや契約の取り消しができる場合があります。
・不安に思った場合は早めに消費生活センター等に相談しましょう。

引用元:国民生活センター

 

 

人の不安を利用するような勧誘は今も昔もありますが、

就職活動中の学生をターゲットにした悪質な勧誘がおこなわれている

現実があることを、とても悲しく思います。

 

採用活動をおこなう企業は、

学生がこういった現状の中で就職活動をおこなっていることを知り、

ぜひ「学生を守る」という意識を持ちながら、

学生と接していただきたいと思います。

 

さきほどの注意喚起は学生向けですが、実際に学生と接する機会の多い

企業側からも一声かけてあげることができれば、

トラブルに巻き込まれる学生が減るかもしれません。

 

 

就職活動も採用活動も、Webの活用が必須になっています。

 

今回ご紹介したようなトラブルに限らず、

インターネット社会に何が起こり得るのかを、学生も企業側も、

ひとりひとりがしっかりと理解していくことが大切です。

 

 

 

 

 

私たちグロウプスは、採用コンサルや採用ブランディングを通して

福井県の企業様の採用力向上のお手伝いをさせていただいています。

 

これからも採用やブランドづくりに役立つ情報を

発信していきたいと考えています。

 

弊社にご興味がある方はぜひホームページをご覧ください。

https://www.growpus.com/

 

 

 

<参考>
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230517_1.html

夏の就活、スーツは必須?インターンの服装は?

 |  採用ブランディング,採用ワンポイント,採用

 

 

「夏期はリクルートスーツ以外で就活をしたい学生が約7割」

「採用選考(面接)にスーツを指定する企業は56.2%」

「夏期の服装指定を変更する企業はわずか2割」

 

これは、株式会社i-plugが

2024年卒業予定学生と新卒採用を実施する企業を対象に実施した

夏期の就職活動の服装に関する調査の結果です。

 

こちらの調査結果を、もう少し詳しくご紹介しましょう。

 

「夏期はリクルートスーツ以外で就活をしたい」と回答した学生に理由を聞くと

上位に挙がったのは下記の内容でした。

 

・季節に適した格好をしたいから(58.5%)

・スーツより楽だから(30.2%)

・自分らしさを出したいから(5.8%)

 

具体的にどのような服装を希望するかについては、

「オフィスカジュアル」と「ジャケット着用不要かつクールビズ」が

それぞれ約34%ずつで拮抗。

 

服装自由を希望する声は2割以下でした。

 

また、夏期もリクルートスーツでの就活を希望する学生は約3割。

 

その理由としては

・服装を考えることが面倒だから(40.6%)

・何を着たらよいかわからないから(23.1%)

・企業への印象を良くしたいから(17.0%)

などが挙げられています。

 

「面倒」「わからない」などの言葉からも、

積極的にリクルートスーツを希望しているわけではないことが

この結果から見て取れます。

 

 

一方の企業側は、56.2%が採用選考(面接)にスーツ着用を指定。

 

スーツ着用をしている企業のうち約8割が、

夏期についても服装指定の変更をおこなっていないため、

全体で見ると約45%の企業が通年でスーツ着用を指定していることになります。

 

今回ご紹介した調査では、

企業側がスーツを指定する理由については触れられておらず、

慣習的な意味合いが強いのか、確固たる会社の価値観なのか、

そこまでは推測することができません。

 

しかし、学生側との大きなギャップがあることは確か。

 

リクルートスーツでなくても問題ない場合は、

季節に応じた服装を推奨することも検討してみてはいかがでしょうか。

 

リクルートスーツを指定する場合でも、しっかり理由があると、

ほとんどの学生は納得してスーツを着用すると思います。

 

 

服装に限らず、ありとあらゆることが多様化している中では、

採用の場面でも「なぜ、それをおこなうのか」を明確にすることが

学生および求職者との信頼関係構築に繋がります。

 

企業側が価値観やスタンスを明確にして、一貫性を持つことが大切です。

 

 

そして、夏と言えばインターン。

 

インターンは企業によって内容も多種多様なので、

「何を着ていけばいいの?」と悩む学生も多くなると思われます。

 

参加時の服装については、企業側からわかりやすく指定すると良いでしょう。

 

体を動かす内容が含まれる場合は「動きやすい服装、ジャージ可」など、

学生が迷わないように案内するのがおすすめです。

 

自社サイトに働く社員やオフィス風景の写真を多く掲載している場合は

「弊社サイトに掲載されている写真を参考にしてください」

などと一言付け加えるのも良いですね。

 

 

「装い」は、働くうえでとても大切な要素のひとつ。

 

多様化が進む中、身に着けているものや立ち居振る舞いが与える印象は

年々重要度を増してきているようにも思います。

 

服装も、学生に企業側の価値観やスタンスを伝えるポイントと捉え、

学生側の価値観を理解しながら、採用活動を進めていきましょう。

 

 

 

 

 

私たちグロウプスは、採用コンサルや採用ブランディングを通して

福井県の企業様の採用力向上のお手伝いをさせていただいています。

 

これからも採用やブランドづくりに役立つ情報を

発信していきたいと考えています。

 

弊社にご興味がある方はぜひホームページをご覧ください。

https://www.growpus.com/

 

 

 

<参考調査>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000041771.html

魅力的なオフィス環境は志望度が上がる!中小企業のオフィス環境整備のポイント

 |  採用,福利厚生,採用ワンポイント

 

 

「オフィス環境が魅力的だと思えたら志望度は上がるか」

という質問に「YES」と回答した学生は9割以上。

 

「9割」という数字が出てくると、やはりインパクトがありますよね。

 

就活中の学生と人事担当者を対象に、株式会社アーバンプランが実施した

「就活生の企業選びの基準と採用に向けた企業側の対策」に関する調査によると、

労働環境を重視している学生は約6割。

 

企業選びの際にオフィス環境を重視している学生は8割以上にのぼりました。

 

重視している点の上位3つは下記のとおり。

・利便性(60.0%)

・個人スペースの有無(46.3%)

・リフレッシュスペースの有無(35.1%)

 

 

さらに冒頭の結果です。

 

「オフィス環境が魅力的だと思えたら志望度は上がるか」という質問については、

「かなり上がる(41.4%)」「少し上がる(53.3%)」の合計は94.7%となり、

9割を超えました。

 

もちろん、企業側もこの事実を理解していて、

自社オフィスの環境に力を入れている企業は約9割。

 

「今後オフィス環境を見直す予定がある」とした企業も8割以上になりました。

 

1日の多くを過ごすことになるオフィスの環境が

求職者に重視されるのは周知の事実。

 

しかし、中小企業では

「オフィスの整備はお金も時間もかかるから、なかなか手が付けられない…」

という場合も多いのではないでしょうか。

 

中小企業のオフィス環境整備のポイントは、

ずばり「清潔感」と「利便性」、そして「従業員の声」です。

 

 

まずは「清潔感」。

 

建物自体が古くても、清潔感があれば十分に快適な環境になります。

 

大々的に社屋を改装することは難しくても、

色あせている壁を塗りなおしたり、

ブラインドを新調したり、床のタイルを交換するなど、

コストをあまりかけずに取り組めることはたくさんあります。

 

使用頻度が高いものが古くなっている場合、

新しいものに交換するだけでも印象が全然違いますよ。

 

たとえば、トイレや事務机など、

「毎日必ず使うもの」に清潔感があると、快適さがグッと増します。

 

 

次に「利便性」。

 

何十年も同じオフィスを使用している場合、

たとえば棚や電話、備品など、

「当たり前のようにそこにあるもの」が、

いつのまにか使いにくくなっていることがよくあります。

 

場所を移動するだけで使い勝手が良くなるなら、

思い切って模様替えをするのも良いですね。

 

ドアの蝶番がいやな音を立てていたり、

椅子が古くて腰が痛くなりやすかったり、

身体的な不快感をともなうものは生産性を下げる要因にもなりますので、

積極的に改善していきましょう。

 

 

そして最後に「従業員の声」です。

 

いくつか具体例を挙げてきましたが、

会社によってやるべきことの優先度は異なります。

 

オフィス環境を整備する際は、

何をすれば自社の働きやすさ・生産性・クリエイティブにつながるかを、

判断していく必要があります。

 

オフィス環境は求職者の志望度に大きく影響しますが、

まず聞くべきは「今」働いている従業員の声。

 

従業員の方が何を求めているのかを知ろうとする姿勢が、とても大切です。

 

自社に必要なオフィス環境の整備をおこない、

従業員の生産性と満足度を上げることが、

採用力を上げることにもつながります。

 

 

 

私たちグロウプスは、採用コンサルや採用ブランディングを通して

福井県の企業様の採用力向上のお手伝いをさせていただいています。

 

これからも採用やブランドづくりに役立つ情報を

発信していきたいと考えています。

 

弊社にご興味がある方はぜひホームページをご覧ください。

https://www.growpus.com/

 

 

 

<参考調査>

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000083983.html

経験者(中途)採用の難易度は上がるばかり…中小企業に何ができる?

 |  採用,採用ワンポイント,採用マーケティング

 

 

株式会社学情が、企業・団体の人事担当者を対象に、

「20代を対象とした経験者(中途)採用の難易度」に関して

インターネットアンケートを実施しました。

 

調査時期は2023年4月、調査対象は企業・団体の人事担当者で、

有効回答数は421社です。

 

今回は、その結果から、

中小企業がやるべきこと・中小企業ができることについて

考えていきたいと思います。

 

 

まず、「20代を対象とした経験者(中途)採用の難易度」については、

8割以上の企業が「難しい」「やや難しい」と回答しています。

(「易しい」と回答したのはなんと0.0%)

 

そして、1年前と比較して「難易度が上がった」と回答した企業が

半数以上となっています。

 

調査レポートでは、人事担当者のコメントとして、

下記のようなものが紹介されていました。

 

・求人が増え、求職者に選ばれるためには努力が必要

・働く場所としての魅力を高めていかなければ採用できない

・採用の難易度が上がり、採用単価も上昇している

 

 

具体的に対応していることや、対応を検討していることとしては、

「採用手法の変更・追加」が約半数。

 

「採用体制や選考フローの見直し」

「社員の働き方・労働条件の見直し」

「採用基準の見直し」

「社員の処遇見直し・モチベーション向上」が、

それぞれ約3割となっていました。

 

これらの対応策について、

「中小企業がやるべきこと・中小企業にできること」という視点で考えると、

多くの場合にまず必要となるのは、

待遇改善を含めた「働き方・労働条件の見直し」ではないかと考えています。

 

 

転職で重視することの上位にあがってくる「休日数」と「年収」について、

具体的な数字で見ていきましょう。

 

 

まず、休日数です。

「年間休日数は105日が最低ライン」と言われています。

 

年間休日数については、

「120日以上で絞る」と回答した転職希望者が5割という調査データもあります。

 

業界によっても事情が異なると思いますが、

なんとか年間休日105日を確保できると良いですね。

 

 

次に「年収」です。

 

20代の転職希望者が、転職で実現したい希望年収は

「301~400万円」が最多という調査があります。

 

最初は給与が少なめだとしても、

3年後、5年後にしっかりと年収があがっていくキャリアプランを

求職者に提示できることが重要になるでしょう。

 

 

 

もちろん、求職者は待遇面だけで会社を選んでいるわけではありません。

 

その企業の理念や、実現したいこと、事業内容や事業の方向性、

企業の考え方・価値観・文化、職場の雰囲気など、

人によって優先度に違いはありますが、

さまざまな要素を総合して「自分に合う」と判断したところを選んでいます。

 

しかし、年間休日数や給与が少なすぎると、

それだけで求職者の選択肢から外れてしまう可能性が高いため、

比較検討してもらうこともできなくなるのです。

 

 

採用では、まずは求職者に自社の存在を知ってもらい、

選んでもらう対象に入ることが重要。

 

そのために、少しずつでも働く環境の改善をおこなっていくことが大切です。

 

何かしらの取り組みをおこなっていたら、

その情報は積極的に発信してくださいね。

 

発信していないことは外から見えず、それは「ない」のと一緒です。

 

 

 

私たちグロウプスは、変化していく会社は選ばれるようになり、

変化を拒む会社は選ばれなくなってくると考えています。

 

「人」を大切にするために変化しようとしていること自体が、

企業価値を上げていきます。

 

できることから一歩ずつ、未来に向かって変化していきましょう。

 

 

 

<参考調査>

学情:20代を対象とした経験者(中途)採用の難易度
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001043.000013485.html

学情:年収をテーマにしたアンケート
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000955.000013485.html

doda:転職で20代・30代が重要視する項目
https://www.dodadsj.com/content/200212_job-board/

リクルート:転職活動者調査
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20230202_hr_01.pdf

 

格言「今が一番人材を獲得しやすい」

 |  採用,採用ブランディング,採用ワンポイント

 

リクルートワークス研究所発行の「未来予測2040」に

次のような文章が掲載されていて印象に残っています。

 

「今が一番人材を獲得しやすい」

 

今は売り手市場の採用が難しい状況ですが、

何を言っているのだろうと思った人もいるのではないでしょうか?

 

この格言が示唆しているのは、

この人手不足の深刻化はまだまだ序章にしか過ぎないということ。

社会における労働供給領の減少により、

今年よりも来年、来年よりも再来年、

人材獲得は年を追うごとに難しくなっていくことが予想されており、

待っているのは「労働供給制約社会」。

 

そして、人材獲得はより一層激しい競争になり、

人材獲得のために経営戦略を変更したり、

人材獲得のために資金を調達したり、

人材獲得のために商品を開発したりなどと、

これまでになかった動きを引き起こすだろうと予測されています。

 

今後、採用力のない中小企業にとっては、

過酷な状況が間違いなく訪れそうです。

人手が足りなくなってから考えようというスタンスでは、

完全に手遅れになります。

 

「現在採用面に課題を抱えている」、

「採用の体制・仕組みを整備したい」と考えている中小企業様は、

できるだけ早くに取り組みを始めることをおすすめします。

「何から始めたら良いのか分からない」「自社に採用に詳しい人材がいない」

そのような企業様はぜひ私たちグロウプスにお話をさせてください。

 

私たちグロウプスは、

採用コンサルによる伴奏支援や採用ブランディングを通して、

福井県の中小企業の採用の仕組みづくり、

採用力向上のお手伝いをさせていただいている会社です。

採用・人事に詳しい弊社コンサルタントが、御社の採用チームの一員となり、

施策の企画・実行、採用の体制・仕組みの整備、採用力アップなど、

各々の企業の課題に合わせて伴走支援させていただいています。

 

 

もう一度お伝えしますが(リマインド)

今後は「今が一番人材を獲得しやすい」状況が続きます。

少しでも採用支援・採用ブランディングにご興味がありましたら、

私たちグロウプスにお気軽にご相談ください。

 

1 7 8 9 31

トップへ戻る