強いブランドは「想い」から生まれるとよく言われます。
事業を成功させるためには、
顧客の求めていることを考え、
戦略的かつロジカルに展開していくことも大切ですが、
その事業の根底には強い想いが必要です。
数ある競合他社の中から、
自社を差異化することはそうたやすいことではありません。
社会のニーズ・顧客のニーズから考えていくと、
結論は他の競合他社と同じような考えになりがちです。
競合他社と同じような考えになった場合、
特に「想い」が他社と差異化を行うために重要になってきます。
強い想いがあれば、もっと踏み込んで考えることができるからです。
例えば、キーワードとして、「安心・安全」など、
よく目にする機会が多いかと思いますが、
想いを深堀りをすることで、違ったものが見えてきます。
そもそもその想いに至ったルーツは何だろう?
「安心・安全」といえど、
他社との安心・安全との違いはないか? などと考えていくと、
想いの裏には会社ごとに違ったストーリーや考え方が
見えてくることがあります。
それは一見同じように見えても、
全く違うものとして伝えることができ、
強いブランドになる力を持っています。
また採用ブランドも同じです。
例えば、「働きやすい環境」もよく使われるキーワードですが、
そもそもその働きやすい環境を整える考えに至ったのはなぜだろう?
働きやすいと一口に言っても、
どんな人にとって、どんな風に働きやすいか、など
その想いの裏には、会社ごとに違ったストーリーがあるはずです。
ブランディングは、他社との「差異化」です。
他社と自社は違うのだと認識してもらうために、
まずは事業や採用活動の根底にある想いは何なのかに立ち返ってみましょう。