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大阪のIT企業がアバターで面接。
「バーチャル面接」の意図とは?

 |  中小企業のブランドづくり,採用,採用ブランディング,採用マーケティング

 

 

少し前の話ですが、

採用に関する面白いプレスリリースがありました。

 

大阪のIT企業(株式会社ビヨンド)が

2023年度新卒採用で「バーチャル面接」を

3月1日~3月15日の2週間限定で

実施するという記事。

 

「バーチャル面接?」と読み進めると、

面接官・学生の両者が

ZOOMにてアバターを使用し

面接を行うというものでした。

 

この「バーチャル面接」、

一見、「メタバース」が注目を集める中、

バーチャルアバターを題材にすることで

話題性を最重視しているようにも見えますが、

その意図を知れば知るほど

よく考えられた手法だということが分かります。

 

この面接では、アバターを使用すること、

学歴・性別・年齢などの個人情報を使用しないことで、

固定概念に囚われずにフラットな状態で

学生の人間性を知ることが目的とされています。

 

ダイバーシティ(多様性)と

インクルージョン(包括)を重視した理に適った手法で、

その採用への取り組むとともに、

企業の姿勢や考え方を上手く学生に伝えている事例だと思います。

 

私たち地方の採用も、

「アバター採用をしましょう」とは言いませんが、

ダイバーシティやインクルージョンという考え方を見習い、

取り入れていく必要があります。

 

新型コロナウイルスの影響は、

採用にオンライン化をもたらしました。

その結果、都会・地方の壁がなくなり、

首都圏の企業・特に大手企業は

地方の人材に注目するようになっています。

 

私たち福井の採用シーンでも「地方だから大丈夫」という考えは、

これから先通用しなくなっていくことが考えられます。

「自社でできることは何があるか?」、

すぐには大きく変わることはできませんが、

少しずつ考えて取り組んでいくことが大切です。

 

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